小引出のレストア
- 2014/02/25
- 11:58
青梅市のリサイクルショップで、少し古そうな小引出を購入しました。欠損していた金具を作りレストアしたので、今回はそのお話をします。
青梅市リサイクルショップでは集めた粗大ごみの中から売れそうなものを整備し、販売しています。シルバー人材センターが運営し、粗大ごみは有料で引き取ったものなので、通常のリサイクルショップに比べたいへん割安です。
リサイクルショップで見ていたら、少し古そうな小引出が目に留まりました。金具や引出を引っ張り出し見ていたら、店の人に「これは古いよ」と言われ、ついその気になって購入してしまいました。値段ははっきり覚えていませんが、500円だったと思います。
鍵穴の金具が欠損しており、金具の跡だけが残っていました。金具の跡を元に外形を再現し、真ちゅう板で作ることにしました。
昔の和引出や和ダンスの金具はねじ留めではなく、割ピン留め(金具に付いた2本の棒状の板を差し込み、先を広げて留める)ものですが、それを作るのは大変なので、真ちゅう製のクギで留めることにしました。
写真は金具を取付ける前の小引出です。一番下の引出の鍵穴の金具が欠損しています。
写真は真ちゅう板で作った金具です。型紙を元に真ちゅう板を切った後、やすり掛けし、さらに研磨剤:ピカールで磨いてあります。
写真は金具を取付けた後の小引出です。小引出全体を紙やすりで磨き、残っていた真ちゅう金具はピカールで磨いてあります。
今回の要点は、欠損した金具の複製を作る場合、
(1)金具の形が不明の時、インターネットで一般的な形を調べ、違和感の無い形を再現すること。
(2)見栄え上、金具の対称性が重要なので、折った紙などで型紙を作ること。
青梅市リサイクルショップでは集めた粗大ごみの中から売れそうなものを整備し、販売しています。シルバー人材センターが運営し、粗大ごみは有料で引き取ったものなので、通常のリサイクルショップに比べたいへん割安です。
リサイクルショップで見ていたら、少し古そうな小引出が目に留まりました。金具や引出を引っ張り出し見ていたら、店の人に「これは古いよ」と言われ、ついその気になって購入してしまいました。値段ははっきり覚えていませんが、500円だったと思います。
鍵穴の金具が欠損しており、金具の跡だけが残っていました。金具の跡を元に外形を再現し、真ちゅう板で作ることにしました。
昔の和引出や和ダンスの金具はねじ留めではなく、割ピン留め(金具に付いた2本の棒状の板を差し込み、先を広げて留める)ものですが、それを作るのは大変なので、真ちゅう製のクギで留めることにしました。
写真は金具を取付ける前の小引出です。一番下の引出の鍵穴の金具が欠損しています。
写真は真ちゅう板で作った金具です。型紙を元に真ちゅう板を切った後、やすり掛けし、さらに研磨剤:ピカールで磨いてあります。
写真は金具を取付けた後の小引出です。小引出全体を紙やすりで磨き、残っていた真ちゅう金具はピカールで磨いてあります。
今回の要点は、欠損した金具の複製を作る場合、
(1)金具の形が不明の時、インターネットで一般的な形を調べ、違和感の無い形を再現すること。
(2)見栄え上、金具の対称性が重要なので、折った紙などで型紙を作ること。
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